【告知】通称使用問題に関する決定とお詫びについて

各 位

プレカリアートユニオン事件における通称使用請求問題について

私どもDMU 民主一般労働組合は、あらゆる職場に民主主義を樹立し、豊かな職業生活を遍く労働者に保障することを目的として、その運動に取り組んでおります。

今般、プレカリアートユニオン事件においては、使用者プレカリアートユニオン(以下、「PU」といいます。)代表者執行委員長を名乗る清水直子氏が、残業代や有給休暇の不払いはもとより、「罪状ペーパー」を(PU事務所内ですらない)ユニオン運動センターの入口に掲出し、賃金を踏み倒し(4月22日一部解決)、被解雇者を非難する事実無根のビラを500枚郵送し、また、組合活動を監視するために盗聴・盗撮をするなど、手段を選ばない数々の人権侵害によって当組及び当該組合員への攻撃を図っているところ、当組では、清水直子氏や中野千暁氏が主張する旧姓・変名の使用に協力しないことをもって、その対抗手段と位置づけておりました。

その趣旨は、勤労者のごく基本的な権利である賃金はじめ、組合員の名誉権などのあらゆる権利を、組合攻撃を唯一の目的として積極的に侵害、蹂躙する清水氏や中野氏といった使用者PUの職制ならびに役員に対して、組合活動として、それが違法行為とならない範囲で対抗措置を採ることによって、PUが使用者として実施している人権侵害行為の重大性と、その痛みへの自覚を促すことにありました。

通称使用に対する権利についての見解

上記のことから、当組では、清水氏や中野氏が、その通名又は変名を宛先として文書を作成することや、団体交渉等の席上、それらの通称で呼称することに関する各要求を拒絶し、むしろ、今や重大な違法行為の当事者となった使用者PUの職制又は役員として、その氏名が社会的に表示されることの公益性を強調して参りました。

もとより、当組が上記使用者が主張する通称の使用に同意しなかったからといって、当組以外の、それに同意する者同士でそれら通称を使用することが妨害されるものではなく、加えていえば、清水氏については、関口家への入籍による利益と比較衡量して、清水姓の放棄を自主的に選択したことが改姓の原因です。

中野氏は、セクシャルマイノリティであることを理由として変名の使用を要求していますが、仮にそうだとしても、名だけでなく姓までをも隠匿する理由を見出すことはできません。また、「中野千暁」なる氏名を以てしても、通常、男性名として理解されるものです。

こうした理由から、当組としては、清水氏や中野氏が、当組に対して、通称を使用させる権利を有する地位にあるとは考えておりません。

民主主義の理念に対する義務

しかし、民主主義とは、もとより個人の独立をその基礎とするところ、個人の独立とは、人権の擁護を抜きにしてそれを語ることはできません。

通常、旧姓を使用したいという希望は、実際的な理由以外にも、制度としての家に対する個人の独立への信念に由来し、清水氏についてもそれが推認されるところ、当組は、民主主義の理念に対して、これを尊重すべき義務を負うというべきです。

中野氏については、姓までをも変名とする合理的な理由が示されないところではありますが、中野氏は、変名で呼称されることが氏にとって重要であると、再三主張しています。そこで、それを妨げるべき別段の事情が生じない限りは、一応、中野氏を個人として尊重する観点から、その主張を受忍することにしました。

小括

現在までに当組に寄せられた多数のご指導・ご指摘を契機として、上記の各事情を、人権の普遍性に鑑みて総合的に考慮した結果、この度、当組代表者は、使用者PUや清水氏・中野氏に対する義務としてではなく、民主主義の理念に対する義務として、PU事件における通称使用の要請に応じ、有効な評議会決議に反しない範囲で、過去に発信した情報等も、順次修正することにしました。

これらに加え、4月12日、使用者PUが団交拒否を断念し、去る5月22日には第1回団体交渉が一応開催されたことに鑑み、組合監視のための盗聴・盗撮行為をした根本美樹氏に対する批判・告発についても、紛争の部分的な沈静化及び根本氏が使用者役員の地位にはないことに照らし、一部を修正致します。

同時に、従来の記載内容の一部において、既に述べたような、普遍的な人権尊重義務に違背する不適切な記述の一切が存在したことについて、あらゆる職場で人権が尊重される社会を日々希求、念願されている勤労者の皆さまに対して、深く陳謝いたします。

但し、上記の評議会議事録からも読み取れるように、部内において、使用者PUへの被害・報復感情には、相当強烈かつ切実なものがあるのも事実です。したがって、今後代表者が変更された場合や、この文書を否定する上位の決議が為された場合、本決定は撤回されることがあります。

又、万が一、使用者PUの職制又は役員が、今後通称を悪用し、別の通称で別団体を立ち上げて労働者への搾取を繰り返す事態や、今回の労働問題が発覚することを懸念して別の通称を併用するような事態が発生した場合のほか、公益に基づいて必要がある場合については、上記決定の限りではありません。

以 上

 

 

 

 世界人権宣言前文 

 

人類社会のすべての構成員の固有の尊厳と平等で譲ることのできない権利とを承認することは、世界における自由、正義及び平和の基礎であるので、
人権の無視及び軽侮が、人類の良心を踏みにじった野蛮行為をもたらし、言論及び信仰の自由が受けられ、恐怖及び欠乏のない世界の到来が、一般の人々の最高の願望として宣言されたので、
人間が専制と圧迫とに対する最後の手段として反逆に訴えることがないようにするためには、法の支配によって人権保護することが肝要であるので、
諸国間の友好関係の発展を促進することが、肝要であるので、
国際連合の諸国民は、国際連合憲章において、基本的人権、人間の尊厳及び価値並びに男女の同権についての信念を再確認し、かつ、一層大きな自由のうちで社会的進歩と生活水準の向上とを促進することを決意したので、
加盟国は、国際連合と協力して、人権及び基本的自由の普遍的な尊重及び遵守の促進を達成することを誓約したので、
これらの権利及び自由に対する共通の理解は、この誓約を完全にするためにもっとも重要であるので、
よって、ここに、国際連合総会は、
社会の各個人及び各機関が、この世界人権宣言を常に念頭に置きながら、加盟国自身の人民の間にも、また、加盟国の管轄下にある地域の人民の間にも、これらの権利と自由との尊重を指導及び教育によって促進すること並びにそれらの普遍的かつ効果的な承認と遵守とを国内的及び国際的な漸進的措置によって確保することに努力するように、すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準として、この世界人権宣言を公布する。

註記

※関口達矢氏が清水直子氏と婚姻関係にある事実は、両名が、その夫婦関係に基づいて共同して当組に対する名誉毀損活動をしたことがあり、これが違法行為に該当するところ、この文書でも、それを踏まえ言及しております。

※中野千暁氏は、「中野千暁」の名称を使用して、PU以外の場所でも活発にセクシャルマイノリティに関する権利擁護活動をしているところ、この文書でも、特にその事実を隠匿することなく表示しています。

※現在有効な評議会決議の効力として、中野氏の実際の氏名に関する記載を全部削除することはできませんが、主従を置き換え、ことさらに実名を強調しないことで対応を図る予定です。

※根本美樹氏による盗聴・盗撮行為を許容し、それらに対する批判自体を取り下げる趣旨ではありません。当組の組合活動が、根本氏が盗聴盗撮行為に及んだ時点で根本氏に迷惑をかけたことは一度もなく、根本氏が、金銭を対価として組合監視・弾圧の不当労働行為に協力したことは、ジャーナリズム関係者としての重大な背信行為であり、未だ激烈な非難に値するものです。

 

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