不第20号プレカリアートユニオン事件:甲第10号証|回答書(3月14日)

平成31(2019)年3月14日

プレカリアートユニオン 御 中
(FAX 03・5371・5172)
組合員  清 水 直 子 こと 関 口 直 子 殿

デモクラティック・ユニオン
代表者書記長   前 田  史 門
〒189-0003 東京都東村山市久米川町
TEL 050―5359―6725
FAX  0433-303-404

回 答 書

冠 略
関口殿及び貴組合より,平成31(2019)年3月14日ご送付のありました「警告書」について以下回答します。
当組の労働組合結成通告兼団体交渉申入書(3月9日)は,もとより執行委員会限りの申入書であって,当組又は組合員が執行委員会以外に公表したものではありません。「DMU広報誌」も,執行委員会にて配布したものとそれ以外のものでは,内容が若干異なります。

そうすると,団交申入書及び執行委員会での「DMU広報誌」によっては,内容の如何を問わず,統制・秩序を乱し又は分派活動と評価される結果は招きがたく,むしろ,貴殿らがいうところの「組合員として組合に意見」する行為と解するのが妥当かと存じます。

そのうえ,本警告書において問題となっている行為は,結論において「組合の統制,秩序を乱し,組合活動を乱す分派活動」であることから,組合員に配布した広報誌に限定して検討すべきかと考えます。

当組は,プレカリアートユニオンの労働者によって組織された社内労組です。したがって,貴組合員に対して加入方を呼びかけること自体は,原則として,正当かつ必然的な組合活動といえます。
とはいえ,貴組合内における団結力の維持や執行部員の名誉権など,他の権利や利益との調和が図られるべきことは,いうまでもありません。
ところで,本件広報誌において摘示された,「プレカリアートユニオンや代表者,役員」に関する事実は,大要以下のとおりです。

イ) 貴組合の大会が,法律及び規約に基づいて開催されていないこと
ロ) 貴組合の代表者や役員は,組合員の投票で決めることができること
ハ) 関口氏(表見代表者)はじめ執行部が,大会代議員を指名したこと
ニ) 関口氏はじめ執行部が,(ハ)の行為が違法であると知っていたこと
ホ) 貴組合員が参加できないところで,関口氏ら執行部が,自身らを役員に任命したこと
ヘ) 関口氏はじめ執行部が,多額の役員報酬を受領したこと
ト) 貴組合が,関口氏と中野氏に対して,潤沢にボーナスを支給したこと
チ) 貴組合では,執行委員であっても,帳簿の閲覧ができないこと
リ) 貴組合が,大会において,組合員に帳簿を閲覧させなかったこと
ヌ) 関口氏以外の者が,組合財産の使途を知らないこと
ル) 貴組合が,専従者にも書記局アルバイトに対しても,残業代等を支払って おらず,有給休暇の取得もできないこと
ヲ) 執行部が,3月の争議団会議において,中村氏による暴力を前提とした妨害予告のことを何ら知らせないまま,アルバック販売事件の街宣参加方を呼びかけたこと

当組としては,協議の前提として,ひとまず,上記のうちいずれが

①事実に反する不当な言いがかり,
②誹謗中傷,
③名誉を毀損にあたるのか

について,特定を求めます。

ただし,当組の認識としては,当組の保管する証拠や証言に照らし,いずれも真実であるか,真実であると信ずるに足る相当の証拠があるものと考えております。

特に,関口氏及び貴組合は,当組の本日午後1時附「厳重警告書」にも記載したように,貴組合規約第12条にいう「組合員の無記名直接投票で選出された代議員」を選挙していないのであって,また,規約作成時の発起人であり,しかも直近の規約改訂時の代表者でもある関口氏が,規約や労組法第5条2項を知らないということは考えられず,いやしくも代表者が規約に違反する行為をすることは,労組法第12条の2に抵触する違法行為です。

関口氏以外の執行部員が,執行部員として立候補し,現に執行部員の任にありながら規約の内容を知らないということも考えがたく,(ニ)の事実を左右するものではありません。

この論点については,貴組合において昨年度定期大会の代議員選挙の資料等(実際の直接無記名投票の用紙や,その開票結果等)を抗弁すれば足りるのであり,当組発「厳重警告書」による求めをも無視しながら,(貴組合が株式会社クローバーについて云うところの)「壊れてしまった何か」の如く機械的に,分派活動,誹謗中傷,名誉毀損として当組を非難し続けるべき性質のものではありません。

もっとも,再々申し上げているように,当組に寄せられている証言によれば,前田はもとより多数の貴組合員が,直接無記名投票による代議員選挙の機会を与えられたことがないといいます。

代議員選挙を行わない定期大会は,一般組合員がその意思を反映しうるものではなく,前掲(ホ)のように表現されても仕方がないものです。

多額の役員報酬の受領については,執行委員会資料及び貴組合総勘定元帳を参照すればたちどころに判明するものですし,それらは,全組合員に対して公開されるべき性質のものです。

ついては,3月21日までの間,上記事実を内容とする「DMU広報誌」の配布を一旦停止いたしますので,ご検討の上,改めて貴見をお聞かせ願えますでしょうか。 

また,当組書記長である前田が,経費の精算に関して大声を上げ,組合活動を乱した事実はありません。真実に反する事項を内容とする「警告書」を送りつけ,当組や代表者を威圧する行為は,労働組合法第7条3項違反の不当労働行為にあたります。くれぐれもご注意ください。

なお,「警告書」の名宛人は前田個人となっていますが,団交申入書及びDMU広報誌のいずれも,当組の資格において当組の活動のために発行されたものですから,本件に関する一切の問い合わせは,以後当組宛に願います。

以 上

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