DMU京浜急行バス支部 第1回団体交渉の御報告

京浜急行バス支部第1回交渉の御報告

DMU京浜急行バス支部では、先日、第1回となる団体交渉を行いました。会社側は職制2名、弁護士2名(石嵜・山中総合法律事務所)に対し、組合側の交渉員は当該2名を含む7名が勢揃いしました。組合員数17名にすぎないDMUにとって、これは画期的なことです。

不当降格処分の和解交渉

団体交渉最初の議題は、来週に差し迫った不当降格処分の裁判の和解交渉でした。組合からは、大企業としての権威を維持したいという会社の気持ちは理解できるが、こちらは労働組合なのだから、タダでは引き下がれない、ついては、配転を来年度を目処に撤回するという現和解案から一歩進んだ譲歩を求めたいと提案しました。この事については、来週の裁判の期日に組合も出席して、最終的な調整を行う事になりました。

最近横浜に本社を移転した京浜急行グループは、お金だけは唸るほどあるのですから、経済的な面で譲歩する必要などどこにもないことは明らかです。私たちも、必要であれば、プレカリアートユニオンに対してするように、会社のあらゆるイベントに押しかけて抗議活動を行いますが、職場という社会においてそれが幸福なことかといえば決してそうではありません。

今年は、プレカリアートユニオンの組合員として、京浜急行バスの株主総会に押しかけた私たちですが、来年以降は、儲けに見合った給料とボーナスをいただいて株式を何単元か買い、株主総会の会場に入って、お土産品のひとつでも持ち帰りたいものです。

会社は助勤手当ルールを更新・周知しろ

その後は、当該K君の配置転換について、だだをこねて楽な営業所に行ったと誤解が広まっていることを受け、それを解消するための配慮を提案しました。

次いで、現在は、分社化前の古いルールがいまだ掲示板に貼ってあり、それに会社が加えた「黙示のルール」に従って支給されているという助勤手当について、条件の書面による明示と、現行ルールの全営業所での掲示を求めました。

K君の場合は、助勤手当がもらえると思って助勤(他の営業所のヘルプに行くこと)をしたのに手当が出なかったという肩透かしを食らったことがあるのですが、これは明らかに、ルールがあるのに明示しないという会社に非があります。

人手不足解消策の一環として会社にって必要性が高い助勤には手当を出しているということですが、そうであれば、どんどん周知して、助勤希望者を増やせばいいでしょう(本来的には、乗務員の育成と採用をすべきですが……)。

とにかく、お金も掛からないことですし、会社には、一刻も早く助勤手当ルールの明示と周知を求めたいものです。

プレカリアートユニオンの時より会社が誠実!!

交渉を終えて、プレカリアートユニオンの職員として出会った頃よりも、会社側が誠実な態度であることに気がつきました。

ちなみにプレカリアートユニオンは、私こと前田が清水直子委員長の代打で出席した平成30年9月の団体交渉を最後に、団体交渉を放棄し、裁判に丸投げしていたとのことです。また、プレカリアートユニオンで担当者をやっていた執行部職制の佐藤智秋君の金銭問題が話題になったときは、出席者一同大笑いしました。

私たちとプレカリアートユニオンとの労働争議も載っている青林堂の『ブラックユニオン』は、資本・経営弁護士の界隈で知らない人がいない状態と聞いています(苦笑)よく誤解されますが、私たちは、青林堂又は著者の新田龍氏から、ビタ一文対価をもらっていません。

さりとて、会社としても、自社の労働者を外部の得体の知れないユニオンに人質に取られて金銭を要求され、しかもそのユニオンも(自分たちより酷いやり方で)労働者から搾取していて、そのカネは結局委員長の高額報酬や豪華旅行・宴会に使われるのだと聞いたら、こんな組合は絶対に潰してしまいたいと思うでしょう。

もっとも、プレカリアートユニオンを潰すのは京急ではなく私たちの仕事ですが、強く正しく、隠しごとをせず、労働者らしく堂々と胸を張って組合を運営することが、交渉を進展させることにもなると気付きました。

次回の団体交渉は、裁判後に調整するつもりです。もし和解が決裂して、裁判で当該が勝ったら、あらゆる手段で大々的に宣伝するつもりですので、お楽しみに。

現在、京急バス支部は現職3名で組織していますが、会社に言いたいことを言いたい仲間の加入をお待ちしています。詳細は大塚支部長又は当組合のメールTwitterまで。

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