DMU総合研究所 結成一周年の御報告

DMU総合研究所は、令和2年3月2日をもって、結成から一周年の節目を迎えました。

dmuが結成されたのは、新宿区内の、とあるおしゃれな喫茶店での、窓際のテーブルでの会話がきっかけでした。

その頃、プレカリアートユニオンでは、山一運送という会社に勤める組合員が意ならずして訴訟を起こすことを強要されそうになっていたほか(ここでも、被申立人・清水直子こと関口直子委員長は、とある神奈川県内のブラック労弁を周旋していたと記憶してます)、アスモフードサービス支部の支部長が、数万円の(それでも月給の4分の1)減給を苦にしてアスモを退職、支部員はみな切り崩されて支部が瓦解したのを横目に見ながら、清水直子委員長の年収だけが100万円以上増えたり、ボーナスが2回も出たりするなどの出来事がありました。

ゼニカネだけに関心を持つ自称執行部のために、多くの良心ある労働者が犠牲になっていたのです。

そして、プレカリアートユニオンで働く労働者も、団体交渉申入書に記載したとおり、清水直子委員長の独裁的支配のもとで、「誠実な話し合いという物はない。」などと威圧され、あたかもコロワイドのような封建的かつコスパ主義の経営に圧倒されていました。

清水直子氏自身は経費でのアメリカ外遊でほとんど出勤せず、その間も労働者だけが深夜まで都労委だ団交だと働かされながら、ボーナスはおろか有給休暇も出ないという劣悪な環境に置かれていました。

そんな中で、カネもコネもない労働者が立ち上がったというのが、dmuの成り立ちです。

その後、ブラック労弁が代理人となった定期大会出席妨害事件の勝利和解もあり、都労委では、プレカリアートユニオンの代理人弁護士が全員辞任するという椿事もあり、dmuは、明るく朗らかに、たたかいを続けています。

もちろん、何も困難が無かったと言えばウソになります。カネもコネもないが故に、お人好し過ぎたが故に、多くの困難に現に遭遇しています。しかし、私たちは、他の何を失い、もしくは持っていなくとも、労働者としてのプライドだけは、失っていないといえます。

ひるがえって、プレカリアートユニオンはといえば、何とぶざまな有りさまでしょう。

組合員名簿の全部が外部に流出していたこともあきらかになり、当組合を提訴したという記事を公表してはいるものの、訴えたという報告ばかりで、判決の報告がありません。訴えること自体が目的というスラップ訴訟の特徴を、これ以上よく体現している例はないでしょう。

組合活動の、いえ、社会生活の本質は、相互尊重のひと言に尽きると私は思います。

いま、この文書をタイプするのに使っている機材のどれひとつとして、私には作ることが出来ません。しかし、他の物を作り、それを販売し、賃金という形でその一部を受け取ることで、このパソコンを購入しています。

どんな小さなことでも、ひとりでは成し遂げられない。半面、社会全体が力を合わせれば、どんなに大きなことだって、実現できるかも知れないのです。

しかし、そのためには、他者の労働に敬意を払い、職場や業種がまったく違っても、お互いにかけがえのないものだと認識して、共存・共栄を図ることが不可欠です。この場合においては、経営者でさえ、ひとつのかけがえのない職種なのです。

とくに、まったく職場が違う労働者が結集するいわゆるユニオンでは、相互尊重の要請と意義は、こと非常に大きいと言わざるをえないでしょう。

プレカリアートユニオンに欠けていたもの、今後私たち、そして、労働運動界全体が取り戻していかなければならないものは、この相互尊重に尽きると私は思います。

つまり、ブラック労弁との取引関係を良好にしておきたいから謂れのない弁護士費用を払えとか、会計を公開せず、専従には報酬を毎年700万円以上払うが組合員の不当減給はカンパしないとか、仲間をモノ扱いする一切の行為は、あってはならなかった。

私たちも、次の一年を迎えるにあたって、このことだけは、よくよく念じておかなければいけないと考えています。

そういえば、当組合の仲間を装おって近づき、結局はプレカリアートユニオンに情報を売り渡すというスパイ行為を働いた某プレカリアートユニオン元執行委員は、自分では一切料理をせず、三食全て外食でまかなっていると豪語していました。

同じようなことはプレカリアートユニオンの清水直子委員長も言っていたので、プレカリアートユニオンの執行部員は、誰もが似た者同士、無職同士、他者と社会を消費する者同士、自身が社会的に評価されないのを人のせいにして恨み辛みで暴れている者同士だったのだろうと今は思います。

私は、両者の話を聞いたときのいずれも、スーパーの半額シールのタイミングを悉知していて、眠い目をこすって買い出しに行く非正規労働者である私自身の感覚に照らして、とんでもないと感じました。

生産活動に参加しない立場の人に限って、他人が生産する財やサービスの品質にうるさいクレーマーであり、通常の経済感覚もなく、しかも、それが当然だと思っているものです。

プレカリアートユニオン時代、ある有名な労働弁護士から、仕事の自慢話を聞いたことがあります。私は、「そんなに成功して、お金を貯めて、どうするつもりなのですか。」と尋ねました。

すると、その弁護士は、「埼玉県内にある自宅から、この事務所まで、地下鉄を引くのだ。」と答えました。

もちろん冗談だと思いますが、弁護士資格もとれないで、もっと割に合わない仕事で長時間働いている労働者のためを思えば、もう少し他に金の使いみちはないのかな、と感じました。

今後もし、執行部が入れ替われば、方針が変わることもあります。

しかし、私としては、今後、まっとうなサラリーマンの感覚と自負のある、職場を愛するが故に変えていきたいという労働者の声に応える組合、そして、ブラック労弁の事務所やブラックユニオン、その他左翼団体にも団体交渉を申し入れられる唯一の組合として、運動を拡大していきたいと考えています。

なお、組合の規模は、本日の時点で、3支部24名となりました。

仲間の誠実な負託に応え、働くことを通じて他者に社会に貢献するという労働契約の哲学的な本質を現実たらしめるべく、今後も私たちを見守り、またお導きくださいますよう。

執行委員長  前田 史門

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