ブラックユニオンのスラップ訴訟に対する反論を公開!!アウティングの汚名そそぐ証人尋問せまる

当組合が、ブラックユニオンである「プレカリアートユニオン」(渋谷区)の支援を受けた経営陣と顧問格の人物から提訴された事件において、当組合は、その主要な主張が含まれた準備書面(4)を提出した。

この事件の主要な論点は、第1に、同ユニオンの書記長である原告X1が「セクシュアル・マイノリティ」であるか否か、第2に、当組合の活動や組合員の仕事の様子を秘密裏に録音・録画したという原告X2が、実際にそれらの盗聴・盗撮行為をした事実があるか否か、第3に、そのような原告Xらに対する当組合の対抗言論が、労働組合の正当な活動として許容されるか否かである。

当組合は、今回、第1の論点について、X1が、いかなる「セクシュアル・マイノリティ」であるかを一切示していないことを指摘し、それ自体が虚偽主張であることを強調した。

つまり、人事院の資料によれば、セクシュアル・マイノリティとは、いわゆるLGBTのいずれかの属性に属する者であるとされているが、X1は、ひたすら抽象的に自らは「セクシュアル・マイノリティ」であると主張するばかりで、LGBTのいずれに該当するのかも明らかにしてこなかった。

また、X1は、「セクシュアル・マイノリティしての諸活動」をしてきたとも主張していたが、具体的にいつ、どのような諸活動をしていたのかが分かる証拠は何一つ提出されていない。

X1は、プレカリアートユニオンで、当組合との団体交渉を拒否し、当組合の組合員に対する不当解雇を提案した張本人だが、当組合の抗議活動が始まると、突如として「自分はセクシュアル・マイノリティだ」と主張し始め、抗議活動をやめろと要求してきたという経緯がある。

使用者として高額の報酬を受け取り、労働条件について対等な立場で交渉したいとして立ち上がった労働者に対して不誠実な態度で臨んでおきながら、使用者としての批判を受けると、何ら根拠なく「セクシュアル・マイノリティ」を名乗り、ありもしない「アウティング」をでっち上げて攻撃してくるのは、本物のセクシュアル・マイノリティの当事者に対しても不誠実なのではないか。

そのような観点から、当組合は、今回の準備書面において、X1がセクシュアル・マイノリティであるという事実自体が事実無根で、組合活動を中止させるためだけに用意された口実にすぎないことを明らかにした。

第2の論点について、告X2は、盗聴・盗撮行為をしたことについて「それは、(経営者=清水直子氏から)前から言われている」として認めており、その様子がテープに残っているにもかかわらず、なぜか、盗聴・盗撮をしていないと強弁していた。

そのため、今回の準備書面では、X2が盗聴・盗撮行為を認めている様子を何度も具体的、客観的に引用し、それが動かしがたい事実であることを示した。また、X2は、被告らが盗聴・盗撮行為に同意しているとか納得していたとか主張するので、その根拠がX2の虚偽主張以外に何もないことを強調した。

第3に、原告らは、プレカリアートユニオンのような労働組合において、使用者に対する対抗言論の相手方として許容されるのはその代表者だけであると主張してきたので、プレカリアートユニオン自身が代表者以外の役員に対しても当然に批判的な言論をしてきたことを踏まえ、少なくとも役員であれば、当然に批判の対象となり得ることを主張した。

全文を別記事として掲載したので、興味のある方は一読してほしい。

プレカリアートユニオンは、いまだに当組合が「アウティング」行為をしているとして批判を繰り広げているが、そのような事実がないことも明らかになるはずだ。

コロナウイルスの影響で裁判所は停止状態にあるが、本件では証人尋問が予定されているので、その際には、多くの皆さまの傍聴を求めたい。

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