プレカリアートユニオン総会決議不存在等確認請求事件 第3回口頭弁論期日のお知らせ&第2回期日のご報告

11月26日、東京地方裁判所第620号法廷にて、プレカリアートユニオン総会決議不存在等確認請求事件の第2回期日がありました。 原告側は原告宮城、代理人弁護士(玉真先生、多賀野先生)、及び補助参加人代理人弁護士の4名が出廷。もっとも、原告宮城は、座る場所がないので、当事者なのに傍聴席でお留守番でした。

先生方を差し置いては座れません。在学中に司法試験を受けておけば良かったのですが……いや待てよ、受かるのか!?よく嬉しい勘違いを頂くのですが、教養学部法学専攻卒であって、法学部卒ではありません。それどころか高卒時には裁判所三種(事務官登用試験)を落とされるありさまです。資格者の皆さまのセンスには及ばないと日々痛感しております。

さて、裁判所からは、第1回期日より前から、被告プレカリアートユニオンに対し、より実質的な認否・反論をするよう指示があったのですが、今回、11月26日に至っても、被告プレカリアートユニオンからの実質的な認否・反論はなし。

裁判長が、若干怒りのこもった声で、「いつになりますか?」「年内には出せますか?」と問い質すも、「今年は一杯で、1月は刑事裁判の弁護があるので〜」と露骨な時間稼ぎを繰り返す被告代理人弁護士。 裁判長曰わく、「すると、2月ですか……つまり、3ヶ月ですよ。3ヶ月も!?」

多くの関係者とその代理人弁護士でいっぱいの傍聴席に、風のような失笑が走りました。 原告宮城も、これには、つい、笑って……いえ、咳き込んでしまいました。ゴホン、ゴホン!

今回の期日で、被告プレカリアートユニオン(清水直子こと関口直子氏)が開催したと主張している令和2年9月の総会についても、瑕疵の連鎖などを理由として不存在等の確認を求め、請求を追加しました。

次回(第3回口頭弁論)期日は、令和3年2月18日木曜日の16時から、401号法廷です。

断ち切ろうブラックユニオン「悪意の連鎖」

さて、今しがた、「瑕疵の連鎖」、と言いましたが、ブラックユニオンの本質は、まさに「悪意の連鎖」にあると私は考えます。

東京新聞のインタビューでは、清水直子氏自ら、父親が母親を虐待する暴力的な家庭環境で育ったので、そのような父を倒すため、論理的に正しい言葉で父を罵倒することを覚えた、それが労働組合の活動にも活かされている、と語っています。

ところが、「かつ・まける」、「つよい・よわい」に二極化した世界観際限のない「力」へのあこがれ巨大な街宣車……これらは全て、他者と協力し、かつ他者のために、協業して、何かをなしとげる、という労働の本質に相反するものです。

その一方で、労働組合の”経営者”である清水直子氏自身は、労働組合法所定の会計公開をせずに700万弱もの高額報酬を取り、より立場の弱いアルバイトには残業代、有給休暇を支払わない。その結果、清水直子氏が雇用するアルバイトの年収は、ほぼフルタイムでも200万円に満たない程度のものとなっていました

「かつ・まける」、「つよい・よわい」に二極化した動物的な世界観の中で、後者から前者に階級移行するために力を求める。それが清水直子氏の家庭からプレカリアートユニオンへ、そして多くの職場へとトリクルダウン、連鎖してくる。 そこでは、結局は職場での居場所を失い、退職和解を強要されるプレカリアートユニオンの組合員本人ばかりでなく、その同僚、家族、関係者も被害を蒙り、人間関係や生活を破壊される 。これが「悪意の連鎖」です。

このような、人間不信の中で分裂し、歪んだ世界観が、人類が歴史的に成し遂げてきた、市民社会の相互尊重、相互扶助(例えば、国際連合の総会では、一国は強弱、大小を問わず、一票の議決権を持ちます)という哲学的、倫理学的な成長にそぐわないものであるということは、現実に、自分一人だけは”階級移行”を成し遂げた清水直子氏自身がアルバイトから搾取し、立場の弱い者の福祉のためではなく、アメリカ外遊といった放蕩に金を使ったという客観的事実からも明らかといえます

暴力を背景に、弱者(プレカリアート)から強者へと階級移行を果たし、そこから次なる階級移行を果たすため、弱者からの搾取によってさらに大きな力を蓄える

ブラックユニオンを日夜稼働させている、他人と比べて相対的に多くの力を求め続けるという無限の運動力学は、まさしく、既にある利益では満足せず、利益の獲得それ自体を目的として次なる搾取を繰り出すブラック企業経営者の欲望と軌を一にしているのです。

日本の産業社会と労働運動を、このように不寛容で暴力的な「悪意の連鎖」から解放するため、私たちDMU総研は闘い続けます。変わらぬご注目とご支援をお願い申し上げます。


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