設立2周年のご挨拶

当研究所は、令和3年3月2日をもちまして、設立より2周年を迎える運びとなりました。

本事業年度においては、プレカリアートユニオン関連事件の裁判所の判断が次第に出始めることが予期されております。

当初こそ、プレカリアートユニオンの従業員の労働条件向上、最低賃金以上の給料の支払いを求める組織内労組として立ち上がった私たちですが、事件は予想しない展開をたどり、現在は、参加人様多数を抱えての大規模な総会決議不存在等確認請求事件へと発展しております。

天道を信じ、善に進むこころで

前事業年度を通じて、当研究所内部の運営体制にも変化がございました。

なかでも最大のものは、プレカリアートユニオン由来の悪しき文化である「合法的な嫌がらせ」と完全に訣別し、守秘義務を守れない者、善悪の区別が付かない者には組合を辞めてもらい、かえって、ふつうの労働者が安心して加入し、活動できる労働組合連合会になったということです。

この改革には、物心両面において、本当に大きなコストを要しました。

嫌がらせによって意見を通そうと試みるプレカリアートユニオンの感覚が抜けきれない一部元組合員らは、インターネットを駆使して、各所で誹謗中傷、個人情報の暴露、デマ宣伝等の嫌がらせを毎週のように行ってきました。

しかし、当研究所は、これらに対し、仮差押仮処分、発信者情報開示請求仮処分といった保全手続も何度となく駆使して、多大な費用支出にもめげず断乎たる責任追及を実施し、人の善く生きようとするこころを嫌がらせでもって侮辱することは許さないという人倫の原則を貫きました。

この点、元執行委員が窃取し持ち出した300名にも及ぶ組合員の住所・氏名の名簿をいっこうに回収せず、仲間であるはずの組合員がいくら誹謗中傷されても動こうとしないプレカリアートユニオンとは一線を画していることを自負しております。

その結果、嫌がらせで自分の意見を通そうとする幼稚な者は当研究所から皆いなくなり、ようやく、本当の意味で、結成当初に掲げていた「対話と共生の労働組合」としての活動ができる基盤が整ったと考えています。

変えるのは労働組合、変わるのは私たち

ところで、プレカリアートユニオン総会決議不存在確認請求等請求事件は、「#変われるか労働組合」をスローガンに掲げています。

クリックして提訴報告の記事を閲覧

しかしながら、上のような経緯を省みると、労働組合を「変える」ためには、私たち自身が善悪を自覚し、あらゆる迷いを排して決然と善の道を進むという意志のもとに「変わる」必要があったと、強く思わされます。

例のプレカリアートユニオンとて、(原告となった私たちを含む)その組合員各々が心を入れ替え、これからは「合法的な嫌がらせ」(清水直子氏談)という反社会路線とは訣別し、世人に信頼される労働運動を建設すると決意して、反社会的路線を断念できない組合員には厳しい姿勢で臨む、ブラック労弁との取引を停止するという具体的行動が取れないと、たとえ組合の民主化が達成されても、また近いうちに、同じことが繰り返されることでしょう。

日本の労働運動には、ブラックユニオンという、そもそも労働者ではない者がハーメルンのごとく笛を吹き、そうして、他責、他害の幻想の中で自己を見失い、労働運動を標榜しながら、なぜか職場を破壊するという悪の連鎖を断ち切る可能性と力が残されているということを、私たちが先鞭をつけて高らかに示してゆく、そのような私たちの第3期を切り拓いて参ります。

神よ、

変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。

ラインホールド・ニーバー(大木英夫 訳)

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